【初心者向け】ビットコイン(暗号資産)の始め方を解説

暗号資産は近年、注目されている投資対象の一つであり「億り人」と呼ばれるような大きな利益を上げた人々も話題となっています。 

暗号資産の代名詞であるビットコインは、2025年に1枚(1BTC)あたり価格12万ドル(約1,800万円)を超えたことが大きな話題となりました。 

今こそ、将来性を見越して暗号資産の取引を始めるチャンスと考える方も、多いのではないでしょうか。 

そこで、この記事ではこれからビットコイン取引にチャレンジしようとしている初心者の方に向けて、始める方法や注意点などを解説していきます。 

 ビットコインとは? 

ビットコイン(BTC)とは、インターネット上で取引や送金が行われる、発行主体を持たない分散型デジタル通貨(暗号資産)です。

ビットコインは特定の国や銀行が管理するのではなく、世界中の人が参加するネットワークで取引内容をお互いにチェックしています。

そのため、あとからデータを書き換えることが難しく、透明性の高いデジタル通貨として使われています。

また、ビットコインは数ある暗号資産の中の一つであり、「暗号資産全体の代表的な存在」という位置づけです。

ビットコイン(暗号資産)取引の始め方は? 

具体的な口座開設の方法や取引のやり方については、のちほど詳しく解説しますが、暗号資産は、以下のような手順で始めることができます。

1.暗号資産取引をおこなうために必要な環境を整える

暗号資産の取引を行うためには以下が必要です。

  • インターネットに接続できる環境 
  • 暗号資産取引をおこなうための端末(パソコン、スマートフォン、タブレットなど) 
  • 金融機関の口座 

まず、暗号資産の取引はインターネットに繋がった環境で暗号資産取引所が提供する、取引ツールを介しておこないます。 

インターネットに接続できる環境と、取引ツールを使用するためのパソコンやスマートフォンなどの端末が必須です。 

また、暗号資産取引所の口座へ資金を入出金するために必要な、銀行などの金融機関の口座も用意しましょう。 

2.暗号資産取引所に口座を開設する。 

必要な準備が整ったら、次に暗号資産取引所の口座開設を申し込みましょう。 

ほとんどの暗号資産取引所が、無料で口座の開設を申し込むことができ、開設した口座を維持するためのコストもかかりません。 

3.暗号資産取引所の口座に資金(日本円)を入金する 

口座開設が完了したら、取引に必要な資金(日本円)を暗号資産取引所の口座へ入金しましょう。 

入金方法や入金額によってユーザーが負担する振込手数料の金額が変わる場合も多いため、事前に確認が必要です。

入金が口座に反映されたら、実際に取引ができるようになります。 

では、ビットコインの買い方について詳しく解説していきます。 

ビットコインの買い方は?  

暗号資産取引所は株でいう証券会社のようなものです。 

では早速、暗号資産取引所で「どういう手順でビットコインを買うのか」を一緒に理解していきましょう!

ビットコインは以下の4ステップで簡単に購入することが可能です。

  1. ビットコインを買う取引所を選ぶ
  2. 取引所へ申込みを行う
  3. 取引所へ入金する
  4. ビットコインを購入する

1.ビットコインを買う取引所を選ぶ

せっかくビットコインを買うなら「スペックが優れていて初心者でも使いやすい」取引所で買いたいですよね。

そこで、ビットコイン取引に適した取引所の選び方を紹介します。

初めての取引という人でも、以下のポイントをチェックすれば良い取引所を見つけられます! 

取引所を選ぶ際のポイント

  • 暗号資産の取引手数料が安い 
  • 取引所方式がある 
  • スマホアプリが初心者でも使いやすい 
  • 取り扱い暗号資産が多い 
  • サーバー、セキュリティーなどのシステムインフラが強固 

2.暗号資産取引所へ口座申込みを行う 

ビットコインを買う取引所が決まれば、口座開設の申し込みを行いましょう。 

申し込み方法は、交換業者の申し込みフォームに必要事項を記載し、免許証やパスポートなどの必要書類を提出すればOKです。 

口座開設の申込に必要なもの

  • 住所などの個人情報 
  • 免許証などの本人確認ができる書類 
  • メールアドレス 
  • 銀行口座(日本円などの法定通貨を入金する場合) 

申し込みはパソコン以外に、スマートフォンやタブレッドからでも可能です。

口座開設の申し込み後、提出内容に不備がなければ3日〜1週間で本人確認のための書類が発送されます。 

 
書類を受け取った後に、取引所の方で受け取りが確認されるか、書類に記載されているシリアルコードを入力すれば、口座が有効となり取引が行えます。 

また、取引所によってはオンラインで口座申込が可能です。

書類を受け取る必要もなく、全ての口座手続きがオンラインで完結します。

3.暗号資産取引所へ入金する

口座が使えるようになったら、ビットコインを買うための日本円をウォレットに入金しましょう。 

暗号資産取引所の口座へ資金を入金する方法は以下の3つです

入金方法特徴反映時間
銀行振込手数料が安い銀行側の振込手数料のみ負担常時間~1営業日程度(金融機関による)
クイック入金ネットバンキング利用手数料無料が一般的24時間365日即時反映
コンビニ入金手続きが簡単手数料は高い即時反映 

手数料無料が一般的な、クイック入金を推奨している取引所が多いです。

4.ビットコインを購入する 

ここまでの準備が完了すれば、いよいよ購入です。

ここで「どこで買うか」の選択肢が2つあります。

暗号資産交換業者では、ビットコインを購入する場所として「販売所」と「取引所」の2種類を用意していることが一般的です。

販売所と取引所はどう違う?

ただ聞いただけでは、どんな違いがあるか分かりませんよね。

それぞれ解説していきます。

かんたんに買うなら「販売所」

販売所は、暗号資産取引所が保有しているビットコインを、提示価格で購入する方式です。 

いわば「お店が値段を出してくれている買い方」です。

表示された価格を見て、買う金額を決めて進めるだけなので、はじめてでも迷いにくいのが特徴です。

操作性提示された価格で「買う」「売る」のボタンを押すだけなので、操作がシンプルです。
コスト価格に運営会社の手数料相当額(スプレッド)が含まれているため、取引所と比較して割高になります。
おすすめ初心者の方がまず取引に慣れるために最適です。

慣れたら「取引所」

取引所は、暗号資産取引所のユーザー同士での取引で、板があり株取引と同じ方式です。

ビットコインを特定の価格で「買いたい人」と「売りたい人」が揃うことで取引が成立します。

操作性参加者の注文状況を示す「板(いた)」と呼ばれる画面を見ながら、自分で価格を指定して注文するため、操作はやや複雑です。
コスト販売所に比べると手数料が安く、お得に取引できる傾向があります。
おすすめコストを抑えたい方や、ある程度取引に慣れてきた方向けです。

例えば、「100万円で買いたい人」と「100万円で売りたい人」がいる場合、その取引が成立するというイメージです。

ビットコインの実際の取引画面

今回は「Coincheck」のアプリの取引画面を参考にします。

  1. 「販売所」をタップ
  2. ビットコイン(BTC)を選択、
  3. 赤枠の購入をタップ

4. 日本円で購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」をタップ

5. 購入をタップすれば購入完了です

ビットコインはいくらから買える?

ビットコインは100円程度の少額から購入できます。

1BTCが数百万円〜1,000万円を超える価格であっても、1BTC未満の少額単位での購入が可能だからです。

主要取引所の最低購入金額は?

取引所によって最低取引単位が異なっています。

主要取引所の最低購入金額一覧表

取引所名最低購入金額  (販売所)最低取引単位  (取引所)
GMOコイン100円0.0001BTC
Coincheck500円0.001BTC
SBI VCトレード500円0.0001BTC
bitbank銘柄による0.0001BTC

GMOコインの現物取引では、0.0001 BTCから注文でき、1BTCが50万円の時に50円で購入できます。

国内のほぼ全ての取引所では0.01BTCからの購入ができるので、1BTCの100分の1程度の購入資金があれば大丈夫です。

例えば、1BTCが100万円の時は1万円で購入可能です。

1000円以下から購入することのできる取引所も多く、株式投資やFXと比べてより小さな金額から投資ができます。

ビットコイン取引を始める際の注意点

ビットコイン取引を始める際にいくつか注意点があります。

特に、暗号資産のハッキング被害に遭う人が増えているので、注意点をよく読んでからビットコイン取引を始めましょう。

ビットコイン取引を始める際の注意点は以下の4つです。

  1. 余剰資金で始める
  2. レバレッジをかけすぎない
  3. ハッキング対策を行う
  4. 暗号資産交換業者として登録された業者で取引する

1.余剰資金で始める

ビットコイン取引を始めたばかりの間は、余剰資金かつ少額取引から始めましょう。

ビットコインは他の投資商品と比べても値動きが激しいのが特徴です。

そのため、知識や経験が無いのに生活資金を切り崩してまとまった金額で取引をすると、大きな損失が出てしまう可能性もあります。

初心者の間は、少額投資や積み立て投資を利用して、知識や経験を深めていきましょう。

2.レバレッジをかけすぎない

原資よりも大きな金額を取引することができるのがレバレッジサービスです。

上手に活用すればハイリターンを狙えるサービスである一方、大きな損失を出してしまうリスクもあります。

初心者のうちは、ビットコインの現物取引を繰り返して経験を積んでから、少しずつレバレッジをかけていくと良いでしょう。

3.ハッキング対策を行う

近年、暗号資産のハッキングによる資産の流出被害が増えています。

暗号資産取引所自体がハッキングされるような攻撃は利用者側では対策できませんが、個人単位へのハッキングに関しては自分で対策しましょう。

個人で簡単にできるハッキング対策としては以下のようなものがあります。

  • 使い回しのパスワードは使わない
  • 必ず二段階認証を行う
  • 公共のWi-Fiで取引しない

また、海外取引所の場合、被害にあった場合の解決が困難になってしまいます。

そのため初心者のうちは海外取引所ではなく、国内の取引所を利用するとよいでしょう。

4.暗号資産交換業者として登録された業者で取引する

ビットコインを始める際は、その取引所が金融庁に登録された業者なのかを確認してから取引するようにしましょう。

中には、金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設して、投資に勧誘している例もあります。

日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。

取引を行う前に取引の相手が登録を受けているか確認をして、無登録の海外所在業者との取引は行わないように注意してください。

>>金融庁:暗号資産交換業者登録一覧

ビットコイン取引に税金はかかる?

暗号資産取引で得た利益は原則として雑所得となり総合課税の対象です。

したがって1円でも利益があると税金がかかります。

ただし、会社員・公務員といった給与所得者の場合、給与以外の所得(雑所得など)が年間20万円以下であれば確定申告は不要です。

一方、給与所得者以外の個人事業主や扶養されている方の場合、暗号資産の利益と他の所得の合計が基礎控除額を超える場合には確定申告が必要になります。

ビットコインの買い方に関するよくある質問

ビットコインの買い方で、特によくある疑問をまとめました。

Q. 初心者におすすめの買い方は?

A.500円〜数千円程度の少額から購入するのがおすすめです。

まずは販売所経由で少額を買って操作に慣れ、その後に金額を増やしたり、取引所での売買にステップアップすると無理なく続けやすくなります。

Q. 購入したビットコインは現金化できますか?

A.はい。ビットコインを売却して日本円にし、銀行口座へ出金することで現金化できま   す。

取引所の「ウォレット」から売却し、日本円残高に反映されたあと、ご自身の銀行口座に出金する流れです(出金時には所定の手数料がかかります)

Q. ビットコインの購入に税金はかかりますか?

A.ビットコインを売却して利益が出た場合などには、原則として「雑所得」として税金   がかかります。

会社員の方は、暗号資産による年間の所得(利益)が20万円を超えると確定申告が必要です。

ただし、ビットコインを購入して保有しているだけの状態(いわゆる「ガチホ」)では課税されません。

税額の計算や申告が必要かは、所得の状況によって異なるため、国税庁の公表や税理士などの専門家の案内もあわせて確認してください。

Q. 誰でも暗号資産取引所に口座開設できるのでしょうか?

A.18歳以上75歳以下であれば、基本的に誰でも口座開設が可能です。

 

しかし、暗号資産取引所の口座開設には、成人(18歳以上)であることや日本に居住していることなどのほか、各社が独自に定める口座開設基準があります。 

基準を満たしていない方は口座の開設を申し込むことができないので、事前に開設を申し込もうと考えている暗号資産取引所の基準を確認しておきましょう。

Q.スマートフォンでの取引は可能でしょうか?

A.可能です。

多くの取引所がスマートフォンアプリを提供していて、口座開設の申し込みから入金、取引までスマートフォン1台で行うことができます。

Q.ビットコインの取引はいつできますか?

A.土日含む24時間、取引が可能です。

株式やFXのように取引所や銀行が休みの時に売買ができないということがありませんので、基本的にいつでも売買ができます。

ただし、利用している交換業者がメンテナンスを行う際は、売買を行うことができません。

ビットコイン(暗号資産)の始め方まとめ

この記事のまとめ

暗号資産取引を始めるためには、インターネットにつながる端末と、暗号資産取引所の口座が必要です。
暗号資産取引所の口座は無料で開設でき、口座を維持するコストもかかりません。
暗号資産の取引の種類、取引の形式の違いなどを正しく把握しておくことが必要です。
取引を始めたら、税制度(税金について)は必ず確認しておきましょう。

日本国内の暗号資産取引所は、原則として成人(18歳以上)で日本在住の方なら、職業や投資経験に関係なく誰でも口座開設を申し込むことができます。

ほとんどの暗号資産取引所で、口座開設の申し込みや開設した口座を維持するための手数料はかかりません。

この記事を読んでビットコインの取引に興味を持った方は、実際にいくつかの口座を開設して、チャレンジしてみてください。